平和・核兵器廃絶など社会的取り組み

社会的な課題や生活を守る取り組みは、生協労連や地域の労働組合と連携して行っています。

  • 原水爆禁止2024年世界大会 参加報告

    広島・長崎に原子爆弾が落とされてから79年目の原水爆禁止2024年世界大会に労組員9人が参加しました。
    原水爆禁止世界大会は、実際に何があったのか知り、そしてなぜ原子爆弾・水素爆弾を廃絶しなければならないのか、を学ぶ機会です。
    現代日本に生きる私たちにとって79年前は遠く昔のようですが、原水爆禁止世界大会に参加することでこれは昔のことではなく今も続く人類全体の課題だと知ることができます。
    ユーコープ労働組合は、平和でなければ衣食住すべての安心安全もあり得ないという考え方で平和の取り組みを行っています。これからも核廃絶が実現するよう取り組みを続けます。

    参加者の感想(要旨・抜粋)
    ・パンフレットに書いていない細かい説明が聞けて良かったです。できる限り職場の皆さんに伝えていきます。
    ・参加者のなかに若い方が多く、高校生でも平和について自分の考えを語り行動していることに驚きました。
    ・平和祈念式典に参加できたのですが、岸田首相の挨拶からは核兵器禁止条約についての発言がなく、残念でした。
    ・核兵器廃絶のために取り組んでいる人がたくさんいることをもっと発信して取り組みを拡げていきたいです。
    ・原爆を2発も投下された日本国・日本人は、もっともっと声を上げていかなければと思いました。
    ・被爆者から直接聞く体験談は、学生の時に教科書で学んだ原爆とは全く違うもののように思え、胸が苦しくなりました。
    ・原水爆禁止世界大会に参加し学んだ自分ができることは、周りの人にそれを伝えて広島・長崎で79年前に起きたことを忘れないことだと思いました。
    ・被爆者は数ではなく、その一人ひとりにそれぞれの人生があったのだと知りました。
    ・地元のガイドの皆さんが一生懸命案内してくださったので、様々なことを知ることができました。私もあれくらい語れるようになりたいです。
    ・79年たった今でも差別を受けている事実や、承認がいないと被爆者手帳が発行されなかったりと、いまだに苦しい思いをしている方がいることを知り、聞いていてつらかったです。
    ・参加したことで未来ある子供たちのために声を上げていくことの大切さを思い返すことができました。
    ・今年は第五福竜丸展示館にも行き、原水爆禁止世界大会にも参加し、平和とは何かについて学ぶことができました。

  • わたしたちが働く地域での平和行進 終了

    わたしたちが働く地域での2024年平和行進は7月18日の山梨東京の引継ぎをもって終了しました。
    核廃絶の願いをつないでくれた参加労組員のみなさん、おつかれさまでした。
    核兵器廃絶を訴える平和行進は、このあと8月に行われる原水爆禁止世界大会にむけて行進が続きます。

  • 第五福竜丸展示館見学学習

    第五福竜丸は 1954 年 3 月 1 日、マーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカがおこなった水爆実験により被ばくした静岡県焼津港所属の遠洋マグロ延縄漁船です。(公式サイト引用)
    実行委員会を立ち上げ、平和学習の一環として展示館の見学学習会を行いました。
    被爆した当時の状況やその後船がたどった歴史、そしてゴミの処分場「夢の島」(東京都江東区)に放置されていたところからの保存運動。
    見学は無料です。みなさんもぜひ見学し学んでみませんか。

    東京都立第五福竜丸展示館

  • 2024年 3.1ビキニデー参加報告 

    2024年2月18日から3月1日にかけて行われた「3.1ビキニデー」に労組員6名が参加しました。
    今年はビキニ環礁での水爆実験による第五福竜丸が被爆してから70年に当たります。
    しかし70年経ってもいまだ世界中に核兵器は残ったままです。
    核兵器がこの世界からなくなるまでこの取り組みは続けていかなかればなりません。

    ユーコープ労働組合は毎年開催する定期大会で議決する運動方針のなかで、核兵器を根絶させる取り組みを確認しています。
    平和が全ての台にあってこその安心安全な暮らしだからと考えているからです。

    安心安全な平和な社会のために核兵器根絶の取り組みに参加しましょう。